JPOで国連に入ることの注意点 その2
以前書いた記事の続きというか補足です。
この記事で「特に外務省選考の場合、どの国際機関にいくか、部署に配置されるかは結構運によるところがあるので、自分の希望とは全く違うこともあり得る。」と書きました。
これとも関連するのですが、JPOでは「予算がほとんど無い、あるいはガンガン減っている機関に派遣される」場合があります。これは非常に危ないです。
JPOは日本政府にファンディングを受けますから、JPOの間のお金は問題ありません。
ただ、予算が無い機関の場合、採用を凍結してたり、JPO3年目の延長費用も負担しないことなどが普通にあります。
国連に属してるとは言っても、同じ機関に残るのに比べ、違う機関に移るのは難易度が上がります。
予算が無い機関の場合、JPO2年後にすぐに他の機関で採用される必要が出てくるため、生き残りが非常に難しくなります。
JPOで派遣される場合は、自分が行く機関の予算規模と過去数年の予算傾向、Core Resourceの割合などは見ておいた方が良いでしょう。